2019-09-04

【2019/09/04新竹】

台湾の産業用及び医療用コンピュータ業界でリードするWincommではこの度、15型ワイド・モデルでIntel® Celeron® J3455(開発コード名: Apollo Lake)を搭載した最新機種『WMP-155』をリリース致しました。本製品は完全なファンレス機構で、液晶パネルの解像度は「1366 x 768(HD)」または「1920 x 1080(フルHD)」の何れかを選択可能です。医用電気機器の国際規格『60601-1-2第4版』も取得しておりますので、医療機器への応用や手術室でもそのままご利用可能ですし、小型・低消費電力ですので、特に小型の医療機器向けの分析・診断用として最適となります。



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医療分野でも加速するIoT化をWMP-155の活用にて経済的に実現
医療分野でもIoT (Internet of Things)化が加速する中、医療機器も益々コンピュータ等による分析・診断・管理などの機能が求められておりますが、小型の医療機器ではコンピュータも小型で低価格が必要とされます。『WMP-155』は、4-CoreタイプのCeleron® J3455 CPUを搭載しておりますので、低消費電力で低価格でも高いパフォーマンスを実現しております。メモリは8GBまで拡張でき、OS用のストレージはM.2 SSDを標準採用しておりますので、OSの高速起動も可能です。標準の液晶パネル解像度は従来通り「1366 x 768(HD)」ですが、今回の新機種では「1920 x 1080(フルHD)」解像度へも変更可能で、投影型静電容量マルチ・タッチパネル(PCAP)をも標準搭載しており、経済的でより拡張性の高い製品となっております。

 

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4kV絶縁のI/Oボード・オプション(COM x2, USB x1, LAN x 1ポート)搭載可
医療機器では、心電図、細動除去器やMRIなど、高電圧の機器が多数ありますが、4kV絶縁のI/Oボード・オプションカードを利用することで、本製品と医療機器間が分離され、双方へ影響を与えることがなく、医療機器のメンテナンスも容易に可能となります。

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画面清掃も容易で豊富なフロント・ボタンとI/Oポートを装備

The WMP-155では10ポイント・マルチタッチが可能なPCAPタッチパネルを標準搭載しており、表面はIP65の防塵・防滴仕様ですので、アルコールなどで定期的に表面を消毒・清掃することができますが、Windows動作中でもタッチパネル表面を清掃するために便利な機能として、タッチパネルを1分間一時停止可能なボタンも装備しております。(途中で再度長押しするとタッチパネル機能を復帰できます。)

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あらゆる用途を考慮したI/Oポートを装備し、PCI-E拡張スロットも利用可能

WMP-155では、LAN x 2, COM x 2, USB 3.0 x 2, USB 2.0 x 2を装備しており、特に従来デバイスのUSB2.0対応が必須のお客様へも考慮した設計となっております。また、PCI Expressスロットも搭載可能ですので、各種のキャプチャー・カードなども搭載可能となります。更にストレージにはOSの高速起動を実現できるM.2 SSD標準装備しており、CPUは4-CoreタイプでPassmarkは2122に達しており、低消費電力、低価格で高いパフォーマンスを実現しております。






豊富なオプションのサポート

WMP-155では、上述の4kV絶縁I/OボードやフルHD解像度対応の液晶パネルに加え、『無線LAN + Bluetoothモジュール』、『500万画素のWebカメラ』、『RFID

リーダー』、『TPM(Trusted Platform Module)』、『一般シリアルポートの2ポート追加』、『2nd HDD/SSDの追加』など、豊富なオプションも用意しております。

その他: 10型ワイド『WMP-101』の簡易ご紹介

医療規格認証の小型タッチパネルPCシリーズでは、WMP-155より更に小型の10型

ワイド(解像度: 1280 x 800)の新製品『WMP-101』が同時リリースされておりますので、ご参考までに以下の通り比較表を含めて簡単にご紹介させて頂きます。

本製品は、WMP-155と同様に完全ファンレス機構で、「Intel Celeron N2930 CPU」を搭

載し、更に小型・低消費電力・低価格のモデルとなります。

外形寸法: 263.3 x 171 x 35.7mm、重量: 約1.3kgの小型・軽量です。詳細は『WMP-101』のカタログをご参照ください。


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WMP-155: 同様にWMP-155もご参照ください。

 

 

CE/FCC/VCCI Class B and IEC/EN 60601-1 / 60601-1-2 認証

本製品は一般家庭やオフィスでも利用可能な『CE/FCC/VCCI』のClass Bに適合

しており、医療規格』のIEC/EN 60601-1総則3.1版、60601-1-2 EMC第4版を

取得しております。

 

 

主な機器仕様(WMP155/WMP-101

WMP-155

WMP-101

ü   Intel® J3455 CPU (4-Core)

ü   15.6" 1366x768 or 1920x1080 LCD w/P-Cap Touch

ü   Medical EMC 4.0/ Safety 3.1 認証

ü   抗菌プラスチック (MRSA) 筐体

ü   豊富なフロントボタンとI/Oポート

ü   M.2 SSD標準搭載でOSの高速起動

ü   PCI-E x1 スロット追加可能

ü   低消費電力Intel® Celeron N2930

ü   10.1” 1280X800 LCD w/P-Cap Touch

ü   CE/FCC/VCCI Class B and Medical EMC 4.0 認証

ü   I/Oポートは下側に配置

ü   小型・薄型・軽量(約1.3kg

 

Wincommでは、マザーボードや筐体などの構造設計に至るまで全て自社で設計開発しており、BIOSやドライバーの修正なども携わることが可能ですので、お客様の様々なご要望を満足し、安定的な供給をお約束できます。

また、本製品は、既に販売しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

お問合せは「sales_support@wincomm.com.tw」または「sales@wincomm.jp」までお願いします。

製品情報はhttps://www.wincommusa.com/に記載されております。

 

Wincommについて
Wincommは台湾の産業用PC分野では、リーディング・メーカーの1社として、ご評価頂ける存在となって参りました。当社では、タッチパネル付きの液晶一体型PCを主力製品として、一部機種ではBOX型PCなども設計、製造しております。応用範囲は各種のFA用途向けから、産業機械やKIOSK端末などに加え、医療用コンピューティング分野などと幅広く、ハードウェアと合わせて各種のEmbeddedソフトウェアも提供可能ですので、様々な顧客ニーズにお応えできることを目標として日々努力している企業となります。

 

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