医療向け抗菌プラスチック筐体のタッチ・モニターを15"/21.5"/24"でリリース
【2018/9/17新竹】
台湾の産業用及び医療用コンピュータ業界でリードするWincommではこの度、15.6型ワイド(1366 x 768)、21.5型び23.8型フルHD液晶の3サイズでタッチパネル標準搭載の液晶モニターをリリースしました。本シリーズでは、医療向けを意識して抗菌プラスチック筐体を採用しており、タッチパネルは「フリック」や「ピンチ・イン」または「ピンチ・アウト」も可能な投影型静電容量タイプのマルチ・タッチ版を採用しております。長年の医療用と産業用PC設計で培った独自の技術によって、医療用の優れた品質を保っております。
鮮明で正確な映像品質
医療向けを意識した設計としているため、正面のタッチパネル部は塵・埃が溜まらない「シームレスなフルフラット表面」を実現し、優れた映像品質も実現しております。23.8型では、フルHD(解像度: 1920 x 1080)の液晶パネルを採用し、視野角は垂直・水平共に178°に達した優れた視認性を実現しており、1677万色(8 bit True Color)の液晶パネルを採用しております。また、画面の反射を抑えるための「AG(Anti-Glare)フィルム」もオプション搭載可能で、DICOM (Digital Imaging and COmmunications in Medicine) Part14で規定されたグレースケール標準表示関数に適合したカスタマイズ・オプションにも対応しております。更に24型では、暗い部屋でも書類などを参照可能とするために画面下から「LEDランプ」を点灯させる機能も有しています。
豊富な映像入力端子
在本シリーズでは、スマート・フォンに慣れた利用者を想定してマルチ・タッチ機能を標準装備しておりますが、映像入力端子は、様々なコンピュータ等からの入力に対応できるため、コンピュータ規格のDVI (Digital Visual Interface)とDP(Display Port)及びデジタル家電向けのHDMI (High-Definition Multimedia Interface)をサポートしております。
医療規格とCE/VCCI/FCC Class-Bに準拠
本シリーズでは、FCC/CE/VCCI Class Bに準拠した設計となっておりますので、妨害電磁波は低く抑えられており、一般家庭やオフィス環境でもご利用可能な製品となります。また、医療規格では『60601-1-2 EMC第4版』に準拠しておりますので、医療機器など向けにも応用は可能となります。EMC第4版では、静電気放電イミュニティ試験の基準が、気中放電は8kVから15kV、接触放電は6kVから8kVと従来より大幅に厳しくなっており、その基準に準拠した設計となっております。
利用環境に合わせて選択可能な3種類の画面サイズを標準ラインナップ
15.6型ワイド(1366 x 768)、21.5型び23.8型フルHD液晶の3サイズを標準ランナップしておりますので、利用者の用途に合わせて、選択可能となります。
主な特徴 |
ü 画面サイズ: 15.6型ワイド(1366 x 768)、21.5型び23.8型フルHD液晶の3サイズ ü メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA) 等に対応した抗菌プラスチック筐体 ü フル・フラット表面: IP65対応のフロント・ベゼル、IPX1対応の背面カバー ü ステレオ・スピーカーを標準装備 ü 豊富な入力端子: DVI, DP, HDMI及びオーディオLine-IN ü CE/VCCI/FCC Class B及びIEC 60601-1-2 EMC第4版に準拠 |
本製品『WMDシリーズのタッチ・モニター』は既に販売しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
お問合せは「sales_support@wincomm.com.tw」または「sales@wincomm.jp」までお願い致します。製品情報はhttps://www.wincommusa.com/に記載されております。
Wincommについて
Wincommは台湾の産業用PC分野では、リーディング・メーカーの1社として、ご評価頂ける存在となって参りました。当社では、タッチパネル付きの液晶一体型PCを主力製品として、一部機種ではBOX型PCなども設計、製造しております。応用範囲は各種のFA用途向けから、産業機械やKIOSK端末などに加え、医療用コンピューティング分野などと幅広く、ハードウェアと合わせて各種のEmbeddedソフトウェアも提供可能ですので、様々な顧客ニーズにお応えできることを目標として日々努力している企業となります!