ホットスワップ可能なバッテリ搭載の医療用ファンレス・タッチパネルPCにてBest Choice Golden Award 2018とCOMPUTEX d&i awards 2018を受賞
2019-01-04
Wincommではこの度、Intel 第7世代Kabylake CPU搭載の医療用21.5型フルHD版タッチパネルPC『WMP-22G』をリリースし、『Beat Choice Golden Award』と『COMPUTEX d&i awards 2018』を同時に受賞致しました。本製品の最大の特徴は、ホットスワップ可能な大容量(7500mAh)のバッテリ3本を搭載できる点ですが、独自開発のスマート管理技術「i-control」を用いて電源供給の最適化と、効率的な放熱及びCPU管理を行うことで、ファンレスでありながら、安定的な動作を保証できます。本製品は、最新の医療用
電気機器の国際規格である『IEC60601-1 Safety 3.1版』と『IEC60601-1 -2 EMC 4.0版』を取得しておりますので、医療機器などへの応用も可能ですし、それ以外の用途でのご利用においてもご利用者へ高い安全性が確保された製品となります。
医療用コンピュータの経験を踏まえて更なる改良も加え、完全なファンレス設計となっておりますので、静寂な環境が求められる医療機関にも最適であり、加えまして
抗菌プラスチック筐体を採用していることで、院内での二次感染も防止することも可能となります。将来の医療IoT4.0に向けて、医療分野でも益々電子化が求められることとなり、このような医療コンピュータも無線化、高性能化が求められております。Wincommでは医療コンピュータ分野で20年以上の経験に基づき、医療機関の
ニーズも踏まえてこの度『WMP-22G』をリリース致しました。本製品では上述の特徴に加え、大容量バッテリー3本を搭載可能とするために、従来の21.5型とは異なり
筐体デザインも刷新し、可能な限り狭額フレームとしております。ストレージには
最新の「M.2 SSD」を搭載することで高速起動を実現でき、2ndストレージとして、
ドキング・ステーション方式で外側から容易に取り出し可能なHDDも搭載可能となっております。
『WMP-22G』では、21.5型の液晶パネルは8bit True ColorのフルHD版を採用し、Intel vPro技術もサポートしておりますが、医療用のイメージ処理技術として、遅延のないリアルタイム・ストリーミング技術もサポートしておりますので、内視鏡システムや手術室でのご利用も容易に可能となります。
Wincommでは、マザーボードや筐体などの構造設計に至るまで全て自社で設計開発しており、BIOSやドライバーの修正なども携わることが可能ですので、お客様の様々なご要望を満足し、安定的な供給をお約束できます。
また、本製品『WMP-22G』は既に販売しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
お問合せは「sales_support@wincomm.com.tw」または「sales@wincomm.jp」までお願い致します。製品情報はhttps://www.wincommusa.com/に記載されております。
Wincommについて
Wincommは台湾の産業用PC分野では、リーディング・メーカーの1社として、ご評価
頂ける存在となって参りました。当社では、タッチパネル付きの液晶一体型PCを主力
製品として、一部機種ではBOX型PCなども設計、製造しております。
応用範囲は各種のFA用途向けから、産業機械やKIOSK端末などに加え、医療用
コンピューティング分野などと幅広く、ハードウェアと合わせて各種のEmbedded
ソフトウェアも提供可能ですので、様々な顧客ニーズにお応えできることを目標として
日々努力している企業となります。