IP66完全防塵・防水パネルPCシリーズで選択性I/Oポートをサポート
IP66完全防塵・防水パネルPCシリーズで選択性I/Oポートをサポート
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図1. 防水パネルPC『WTPシリーズ』でのケーブル・グランドによるI/Oポート選択方式
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【2020/05/18 新竹 台灣】台湾の産業用及び医療用コンピュータ業界でリードするWincommではこの度、IP66完全防塵・防水パネルPCシリーズにて、『ケーブル・グランド方式』を採用することで、豊富なI/Oポートを選択可能とするオプションをリリース致しました。従来のIP66完全防塵・防水パネルPC『WTPシリーズ』では、I/Oコネクタは固定となっておりましたので、より柔軟性のある選択肢を実現できるようになりました。 【ケーブル・グランド方式: 「Cable Gland」 とは、配線(ケーブル)の保持・固定(抜けや脱落の防止)、水・塵などの侵入を防止するために用いられる固定器】 完全防塵・防水パネルPC『WTPシリーズ』の標準モデルでは、『IP66/IP69K(高圧・高温のスチーム洗浄での水分混入から保護)』を保持するために、8ピン・タイプのM12のメタル・コネクタ(IP68対応)を採用しており、内部の配線ケーブルの関係でI/Oポートは固定となっております。この度、『ケーブル・グランド方式』を採用し、防塵・防水に対応できるグロメット(Grommet: ハトメ(鳩目))型のケーブル挿入穴を取り付けることで、各製品のマザー・ボード(機種によってI/Oポートは異なります)にて対応しているI/Oポートを最大5ポートまで選択できる方式となります。 ケーブル・グランド方式のグロメット型ケーブル挿入穴の利用方法
FCC, CE (EMC), VCCI Class Bに適合
Wincommでは、マザーボードや筐体などの構造設計に至るまで全て自社で設計開発しており、BIOSやドライバーの修正なども携わることが可能ですので、お客様の様々なご要望を満足し、安定的な供給をお約束できます。 Wincommについて Wincommは台湾の産業用PC分野では、リーディング・メーカーの1社として、ご評価頂ける存在となって参りました。当社では、タッチパネル付きの液晶一体型PCを主力製品として、一部機種ではBOX型PCなども設計、製造しております。応用範囲は各種のFA用途向けから、産業機械やKIOSK端末などに加え、医療用コンピューティング分野などと幅広く、ハードウェアと合わせて各種のEmbeddedソフトウェアも提供可能ですので、様々な顧客ニーズにお応えできることを目標として日々努力している企業となります。 |